元秘書AKUの”パニ&鬱”克服ブログ

秘書時代に受けた過労とあらゆるハラスメントでパニと鬱に。現在は大企業でしがない派遣社員・・・人生のリベンジなるか!?

上司と部下の距離感(男女)

ブラックから一転、ホワイトな日々を送っている私ですが、

ちょっとした違和感もあります。

 

完璧な職場なんてないんだろうけど、

一応、自分としてはカルチャーショックだったので書き留めます。

 

上司運転で私が助手席。

勘違いしてんの?と思われるかもしれませんが、

助手席は運転手にとってのプライベートスペースだと思っていました。

でも、上司が運転してくれているのに、私が後部座席に乗るのもおかしいし・・・

ということで、内心しぶしぶ助手席に乗ったのですが、

やっぱりなんだか嫌な感じでした。

 

決して高飛車な感じでとらえないで欲しいのですが(汗)

 

原因は学生時代の留学経験での失敗にあるんです。

むかしから極端に冒険心があった私は、単独、ロンドンへの語学留学を決行しました。

ヒースロー空港に到着すると、留学先の学校の車が迎えに来ていました。

ロンドンのタクシーのような、丸っとした車でした。

「ハーイ」なんて言いながら、助手席に乗り込みました。

ほどなくして、運転手が私の手を握ってきました。

しかも、すーりすーりと。

「今夜会える?」などど言われたのを覚えています。

突然のことで驚き、また、当時10代だった私は日本でもそんなエロいアプローチを受けたことがなかったので、どうしていいものやら・・・結局ただニヤニヤしてやり過ごしました。

 (留学後間も無く、愛想が不要であることに気がつき、毅然と過ごすように心がけると、このような嫌な目にあうこともありませんでした。日本人の女性は本当にナメられやすいんですね・・・)

 

寮に到着し、担当の先生のところに赴き、挨拶の後、まだつたない英語でしたが、送迎時の出来事を打ち明けました。

 

助手席に乗ったこと。

ずっと手を触り続けられたこと。

今夜会いたいって言われたこと。

もちろん、気持ち悪いからどうにかしてほしい、ということ。

 

先生は「オーマイガー」と言って、運転手に怒り心頭の様子。

どこかに(たぶん本部のようなところだと思いますが)電話し、もう二度とその運転手が現れないように手配してくれました。

 

そして私にも注意。

「助手席はプライベートなスペースだから、身内や友人以外の車に乗る時は、後部座席に乗るのよ」と。

 

その経験があるため、今でも身内や友人以外の車に乗る時は、後部座席に乗っています。

 

でも上司の運転はどうなんだろう。

身内でもないし、友人でもない。

そもそもプライベートな関係の人じゃない。

 

秘書時代はいつも、社長、私、ドライバーの3人でしたので、私は自分の定位置(国産車ですので秘書は運転手側の後部座席)に座っていました。

 

ドライバーと二人で出かける時も、私は後部座席でした。

 

でもまあ、常識的に考えて、

男の上司が運転してくれる場合、私は助手席だよなぁ。。。

なんだか慣れません。

 

あと、社内携帯で上司がやたらと絵文字を多用してきたり、業務以外の長文メールを送ってくるのも、違和感ありありです。

 

休日なのに「もう家ですか?(ほのぼのした絵文字)」「ゆっくり休めたかな?(ほのぼのした絵文字)」

 

返信せずにいると、「休みの日は携帯持参しないんだね(怒った絵文字)もういいです、用は済みました」

 

これはものすごく気分が悪いです。

助手席云々の件よりは、真っ当な違和感だと自分でも思っています。

いろんなポイントが気色悪いです。

 

下こごろが無いとしても、絵文字の多用や業務以外の長文メール、休日の連絡は、常識外だと思います。

 

まずは休日の連絡。

緊急案件でもないのに上司から連絡が来ることが信じられませんでした。

以前の会社、いくらブラックでも、社長から休日に連絡が入るなんてことはありませんでした。

現場は365日フル稼働なので、現場からは休日でもなんでも連絡はありましたが・・・でも上司からはありませんでした。

 

毎日がホワイトなので、私も少し気が緩んでいたところがあったのかもしれません。

入社直後は秘書の癖が抜けず、上司から「堅苦しすぎるよ〜」なんて言われたのもあり。

 

女性の先輩に相談したところ、「スルーでいいよそんなの!」

と一蹴してくださり、違和感を共有してくれて本当に心がすっとしました。

 

こんなことがあってからは、周囲からの助言もあり、

より毅然とした態度で業務にあたるようにしています。

やはりなかなか心休まるところは無いものですねー。

仕事だもの、いろんな人がいて当たり前か。

価値観が違う人たちの集合体なんだもの。

上手に生きていかないとなー。