大波小波
大波小波になんとか水平を保ちながら日々過ごしています。
このような乱文ブログにコメントをいただき、本当にありがとうございます。
どこにもぶつけられない思いをぶちまける場所として、ブログをはじめましたが、読んでくださっている方がいると思うことが励みになっています。
コメントをいただいた方には心が凪の時に、返信させていただきます。本当にありがとうございます。
さて、大波の前に、小波です。
やっぱりめまぐるしく変わる天気に左右されてしまいます。
症状としては、
体が重い。
めまい。
頭痛。
息苦しさ。
のどのつまり。
動悸。
文字が読めない。
しゃべれない。(あのね、あのね、んとね、んとね、ばかり。)
ネガティブな思考。
いろいろはしょって、すぐに死へとひとっ飛びする思考。
毎日悪夢。
このようなところでしょうか。
お勤め中によく出ていた上記以外の症状、例えば、
過呼吸。
思考の停止。
動作の停止。
感情の乱高下。
感情を抑制できない。
などは、小波程度では発症しなくなりました。
思考の停止はしているかもしれません。
というか、毎日のジョギングなどは、思考を停止させる時間を作っていることになるかもしれません。
なるべく無心で走るようにしています。
そして、なるべく走ることに集中するようにしています。
雑念、特に、お勤めの頃のことを何かのはずみで思い出すと、それまで軽やかに走れていたのに急激に体が重くなります。
心と体の連携は本当に不思議なものです。
心と体は一つだけど、一つじゃない。
そんな感覚です。
どちらもバランスが崩れているからだと思います。
さて、先日、久しぶりの大波に飲み込まれました。
会社による、私の退職処理のミスが一部判明し、退職後の傷病手当金の給付対象外となってしまったのです。
在職中も給付を受けていたので詳しく調べなかった私にも過失はあるかもしれませんが、退職以前から専門部署に相談し、段取りしてもらう約束を交わしていました。
結論、何がトリガーになったかと言うと、担当者の不誠実な対応でした。
上司に相談する前に「修正は不可能なので対象外となる。AKUさんの場合は在職中から給付を受けていたので、退職後に給付を受けられても短期間になるので、3ヶ月待って失業手当を受給しても同じことだ」との返答でした。
もはや社風としか言いようがないのですが、皆、完璧を装うのです。
恐怖政治が敷かれていたからだと思います。
自分のミスを隠蔽するために上司に相談しない。
自分のミスを隠蔽するために苦し紛れの代替案を提案し、事なきを得ようとする。
またか、と思いました。
退職してまでも、死人に口無し、抵抗しないことをいいことに保身に利用されるのか、と思うと、また過去の感情に引きずりこまれてしまいました。
あと、どうしても許せないポイントがありました。
私は、会社からなんの保証もなく、去ることになりました。これは、そういう雇用条件のもと雇用契約を結び、勤務を続けてきたので、文句は言えません。
でも、私の体がこんなことになってしまったのは、私の労務管理すらできなかった会社の責任、だと今でも思っています。
退職日、ボスも私に詫びてくれました。
本当に申し訳なかった、と。
会社が認めた、と私は解釈しています。
でも、だからと言って何かを要求しようとは思いませんでした。
今でも、文字が読めない、まともに話せない、地下鉄に乗れない、電車に乗れない、混雑に身を置けない。
次へのステップまで困難が生じているこの状況でも、退職金もなし、残業代の精算もなし、見舞金ももちろん無し。
退職後の保証は何もありませんでした。
だけど、会社のその部署が勧めてくれた傷病手当金を、私は完治までの保証として、心の支えにしていました。
一日でも早く、社会復帰したい。
だから毎日、苦しくても走っています。
一つでもいいから、人間としてまともに戻りたい。
国のお世話になるのは心苦しいけど、会社が私に用意してくれた、たったひとうの退職後の保証だと思っていました。
その、心の支えを、保身のために「無理」の一言で片付けられ、その上、どうせ受給可能な期間が短いんだから失業手当云々、とごまかしの言葉で片付けられ。
また利用された。
くだらない保身に利用された。
会社に利用された。
私だって人間なんだ。
人間の感情を持っているんだ。
心の支えを、保身のためにないがしろにされた。
なんの保証もしてくれなかったくせに。
ボロボロになったら丸裸にして投げ出すのか。
こんな感情が次から次へと湧いてきて、声を出して泣きました。
そして、退職後からずっと閉じ込めていた、過去のいろいろな負の思い出が、私の体を覆い尽くしました。
数時間涙が止まらず、とうとう、久しぶりの過呼吸に。
結果としては、他部署の同僚(就業中の傷病手当金について色々教えてくれた人)に相談したところ、すぐにボスに相談してくれたようで、会社としてはすぐになんとかしてやりたいが、法律にひっかかるかどうか社労士に確認相談するとの回答でした。
それを聞いてやっと私の心も小波になりました。
社員に誠実=完璧を求めるがあまり、恐怖政治を敷いた結果が、不誠実な社員を増殖させてしまっているのだと思います。
両親にもこの件は伝えました。
体を壊してから退職するまでも、迷惑をかけっぱなしでした。
何度か、夜中の2時や3時に、会社から「もう死にたい」と電話し、すぐに迎えに来てくれたこともあります。
これで埒があかないのであれば、AKUが何と言おうとも労働基準局に訴える、とまで怒り心頭でした。
どうなることやら。
まだ完璧には、怨念や後悔は断ち切れていないようです。
記憶ってとっても厄介なものだと感じます。
でもいつまでも恨んだり怒りに支配されたままでは、自分の人生も狂ってしまう。
恨みや怒りを乗り越えなければならない。
どんなことがあっても、動じない心を手に入れたいものです。