もう一つの辞める理由。
こんばんは。
パニック+鬱+不眠が出ています。
オンパレードですね。
でも母は言います。
「寝なくても死なない」と。
いやいや、寝ない日々が数年続いたから死に抵抗がなくなるようになったんだけれども・・・。
しかし今は休養中のため、日中起きていなければならない理由も無く、何にも縛られていないので、眠れない日々は、ジェルネイルや料理などをして夜を過ごしています。
眠れない事への執着を忘れるためです。
体には良くないかもしれません。
出社していなくても、日中の電話は鳴り止まないのですから。
でも気持ちは楽です。
さて、今日のお題。
私が抱えている、会社を辞めるもうひとつの理由です。
それは、誰も信じられなくなった、ということです。
前述している通り、弊社は恐怖政治が横行しています。
経営者一族、トップ2。
まるで893のようです。
怒りの沸点がものすごく低く、油断していると人間としての基本的人権まで犯される立場にさらされてしまいます。
私はそんな役職者を何人も見てきました。
私もその一人ですが。
それが数年続き、幹部が次々と辞めて行きました。
昨年だけでも役付の幹部は3名、セクションの幹部は2名退職しました。
今残っている幹部は、経営者一族をのぞいて4名。
そのうち1名は社長の幼なじみ。
経営者一族とトップ2、幼なじみは経営の中核を担っています。
一族以外の二人は(トップ2、幼なじみ)は特権階級にあると言えます。
給料も破格。他の幹部の2倍以上。
経営者一族となると、年収ん千万プレイヤーですが。
しかし、この一族+二人から少しずつ漏れているものがあります。
それは、保身のための「嘘」。
嘘をつく必要の無い、特権階級にいる人々が、保身のための嘘を平然と振りかざすのです。
出来なかった。
忙しかった。
手が付けられなかった。
どうしても必要だった。
正直に言えばいいのに。言える立場なのに。どうして言えないんだろう。
どんなわがままも通りそうな人々が、保身に走る、不思議な現象です。
誰にどんな嘘をついて保身をしたかもわからなくなり、今まさに保身のために売ろうとしている人物に対しまた嘘をつく。
そんなコントのような日々が最近多く感じます。
どうしてだろう。
これだけは謎なんです。
自分を大きく見せる必要の無い人々が保身に走る。
とても小さな事を隠そうとして嘘をつく。
その嘘はどこに向かうと思いますか?
秘書の私です。
秘書の仕事は、売上げを稼ぐ仕事でもなく、お客様に直接貢献する事も出来ない。ボスはもちろん、社内外との信頼をいかに築き上げる事が出来るか、それが秘書の仕事の一番の成果であり、醍醐味でもあります。
なぜなら、それが会社への、ボスへの貢献に直接的につながるからです。
でも。
自分の身近にいる人々が、保身のために嘘をつく。
自分の信頼が、自分の知らないところで売られてズタズタにされている。
重ねて来た努力が、誰かの保身のために一瞬のうちに失われる。
耐えられないんです。
誠実に仕事に向き合ってきた日々が、たった数人の小さな不誠実のために汚されるのが。
耐えられないんです。
ボスの目に、真実が映らなくなるのが。
ボスの目を曇らせている小さな嘘を私の力では拭いきれない事が。
ボスが信頼を寄せている人が嘘をつく。
それは信頼が厚ければ厚いほど真実になる。
保身のために売られたスタッフは絶望の中、消耗し続け辞めて行く。
耐えられないんです。
ボスがそれに気づかないのが。
でも、その保身文化を根付かせた、一番の原因は、ボスの恐怖政治です。
もう私にはどうすることもできない。
そんな組織になってしまったのです。
それがとても悲しい。
非力な自分、利用される自分、結局無力な自分を突きつけられているようで。
だから辞めるんです。