理想と現実 運動と体重
会社とのやりとりがひと段落しました。
提示された条件は、特にひどいものではありませんでしたが、悪い習慣は改善されなそうです。
認めないとこのまま泥沼になっていくと思うんだけど、もしかしたら、会社は社員のことを使いすてのコマとしか思っていないかもしれない。
そうとは思いたくなかったんだけど・・・今はそう思わざるを得ないです。
ひとり、もう体がボロボロのスタッフがいます。
すぐにでも入院するべきだとの診断がくだったにもかかわらず会社からは「病院に行くのは構わないが、業務に穴を開けるな」と言われたそう。
人間なのに。
人ひとりの人生、何だと思っているんだろう。
職員を大切にする、だなんて、きれいごとはいくらでも口をついて出てくるのに。
自分の家族が会社でこんな状況に追い込まれていても、何も感じないのかな。
会社って、そういうものなんだろうか。
他の会社もこうなんだろうか。
私が考えている「普通」って甘いんだろうか。
そういう方針なら、「会社は社員一人ひとりの人生に責任がある」とか言わなければいいのに。
期待しちゃうじゃん。
それを信念だと信じてついてきたのに。
あらら、愚痴になってしまった。
さて、退職から約1ヶ月がたちました。
リフレックス5㎜は寝る前に一日半錠服用しています。
こちらは鬱や不眠がターゲット。
傷病手当でまた闇の渦に飲み込まれてしまった時には効果覿面でしたが、これはちょっと早めに服用を切り上げたいので、次の受診の時には、頓服にして良いか先生に確認してみようと思っています。
鬱の症状は大きな波が襲ってこない限りあまり自覚がないのです。
日中はだいたいひとりで気ままに行動して、感情の起伏がおこらないようにしています。
退職後から続けてきたジョギングは、3週目の鬱ウィーク以降走れなくなってしまいました。
でも4週目の今週からは、毎日2時間、水泳をしています。
鬱ウィークで1週間寝込んでしまい、2キロ肥えてしまいました・・・。
過労がピークで体重が急激に減少した頃に比べて7キロ増(泣)
とりあえず、2キロ戻したい!
走れなくなった今、水泳にかけています(TロT)
薬の話に戻りますが、リフレックスの副作用として体重増加の症状が出るそう。
だから一日でも早く服用を止めたいのです!
これ以上はとてもじゃないけど太れない。
太ったらジョギングを再開する時に足に負担がかかっちゃうし・・・。
食事を減らすダイエットは絶対にしません。
食べなきゃ痩せることは過労時代に実証済みだからです。
そして栄養失調となり、体の色々な機能が低下し、さらに鬱とパニックが進行。
その後まともな食生活を送れるようになると、速攻でリバウンド。
寝たきり生活で衰えてしまった筋肉を蘇らせて、代謝の良い体になることで体重が減ると信じ、スウィミング生活をしばらく続けてみようと思っています。
さあ、現在の体重は55キロ(涙)
去年の今頃は今より7キロ痩せてたのに・・・。
来月末にはどうなってるかな。
傷病手当金 その後
体調は徐々に回復してきました。
やはり感情の乱高下に、まだ体がついていかない模様。
会社担当者の不誠実な対応から1週間は、パニック発作に加え、鬱症状がひどく、在職時の最悪期のような状態でした。
常に脳みそにラップが巻かれたような感覚。
体が動かない。
寝たきり。
焦点が合わない。
涙が止まらない。
こんなことでいちいち立ち止まるような脆弱な精神ではもう生きていけないのではないか、周囲に心配をかけ続けるのはもう嫌だ、私はもう生きていけない、生きている価値がない、というネガティブ思考からの、「死にたい。」
脳みそのラップは4日目くらいで取れた感じがしました。
完全に外れたのは8日目の昨日くらいでしょうか。
この脳みそのラップが取れたきっかけは、この話が会社の上層部まで届き、社長判断の上層部対応となったことです。
私は、もうそれで十分です。
お金で対応してくださるとのことでしたが、不要です。
私の中でこの件は、金額が問題ではなかったからです。
不誠実から成る保身の壁を真実が越えられない、ということをもう黙認したくなかっただけです。
前回の記事で、なんの関連もない、在職中の残業代不払いについて記載しました。
もうわたしの精神は、会社の不誠実に打ち勝てるほど、それを黙って見過ごせるほど強くはないから、吐き出さずにはいられなかったのです。
小さな不誠実がトリガーとなり、在職中に黙認してきたことが一気に噴出し、それがまたわたしの精神を蝕みます。
不誠実からなる保身の壁。
これは社長に近い存在の人間であればあるほどその壁は高く強固なものです。
でもこの壁を彼らに作らせてしまった基盤にあるものは、社長が敷いてきた恐怖政治そのものです。
直接、その恐怖政治の制裁を受けていない社員も、その内情を見てきているのです。
フロアの端から端まで響き渡るような怒号で、罵声を浴びせられ、土下座をさせられ、ものを投げつけられるその姿を、私たちは見てきました。
頭を丸刈りにさせられ、それを嘲笑される姿を、私たちは見てきました。
真実が届かず、歪められた情報に左右され、憤怒する社長を、私たちは見てきました。
保身者の一言で、怒りの矛先を見当違いの不条理な方向に向けて、その理不尽さに屈して精神を病んだ人、退職に追い込まれた人を、私たちは見てきました。
自分のミスや失敗は、すべて会社への不誠実とみなされ罵倒される。
そんな会社で保身に走ってしまうのは自然なことです。
並みのプレッシャーではありません。
近年去っていった幹部たちは、皆、社長のことが大好きで尊敬していました。
でも保身者たちの一言や先入観から誤解が生まれ、必死でくらいつていた力が尽き、辞めていったのです。
会社にとって害となる者が去った、のではない、と私は思っています。
残った幹部の顔ぶれを見ると、そう思わざるを得ません。
私だけでも、現存する保身者たちにどれだけ陥れられたか、どれだけ嘘を飲んできたかわかりません。
裸の王様になる前に、気づいて欲しいと思ったんです。
トップに近い人間であればあるほど、完璧を装い、重大な真実を隠す傾向が強く、その波紋は、トップから見えない所で誰かを傷つけているということに。
傷病手当金、やはり対象外
会社からの連絡で、傷病手当金の対象に当たらないとのことでした。
退職日に出勤すると、対象外になるそうです。
そこまで自分で調べなければならなかったのかな。
前述した通り、会社の該当部署に、退職後も傷病手当金を受給したいと何度も相談したし、それを汲んで、離職票とともに傷病手当金の受給申請書を送ってきてくれたのに。
退職した人間のその後は、もうどうでもいいんだろうし、そこまで責任を負わなければならないいわれもないんでしょうね、会社には。
でも・・・。
出勤簿は手書きでした。
入社時、該当部署からは、9:00ー17:00で記載するように言われました。
秘書という職責上、機密事項保持者として労務契約しているから残業代は支給されないから、退勤時間を正確に書いたところで無意味だ、と言われ、さらに、該当部署で修正しなければならないから手間がかかると言われました。
それを鵜呑みにして、ずーっと9:00−17:00と記載してきました。
休憩時間は1時間。
出勤簿上では、正味7時間勤務。
実態は平均17時間勤務。
でもよーく調べてみると深夜割増は支給しなければならないとのこと。
退職の半年前くらいに初めて知りました。
お客様と役員が一緒にいる打ち合わせの席にお茶をお持ちしたところ、お客様から「こんな時間まで働いて大丈夫なの?ちゃんと残業代もらいなよ?」と声をかけていただきました。
それを聞いた役員は笑いながら「いやいや、どんなに訴えても法律的に残業代は出ない仕組みになってますのでお気遣いなく」とそのお客様に言っていたのを鮮烈に覚えています。
その時も22時以降でした。
その役員は人事系の役員でした。
どんな気持ちであんなこと言ってたんだろう。
何も知らずに深夜というか早朝まで働いている私を目の前に、どんな気持ちであんなこと言ってたんだろう。
バカだな、とでも思ってたんだろうか。
人事系の部署の同僚はどう思って私を見ていたんだろう。
あの慰めの言葉は、偽りだったんだろうか。
深夜割増は支給しなければならないと認識していた人たちは、どう思ってたんだろう。
あの会社ともう関わりたくない。
あの人たちともう関わりたくない。
最後まで不誠実だった。
苦しいです。
これまでのこと、全部浄化したいのにできない。
恨みや怒りを自分の体内から浄化したい。
今日は寝たきりです。
退職した翌日からリハビリとして絶えず続けてきたジョギングも、今日はできていません。
どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。
私は負けたのかな。
不誠実を保身のツールとする人たちのそれぞれの思惑に負けたんだろうか。
勝ち負けは関係ないのかな。
なんでこんなに苦しいんだろう。
頭が切り替えられないです。
今日はとっても苦しい。
大波小波
大波小波になんとか水平を保ちながら日々過ごしています。
このような乱文ブログにコメントをいただき、本当にありがとうございます。
どこにもぶつけられない思いをぶちまける場所として、ブログをはじめましたが、読んでくださっている方がいると思うことが励みになっています。
コメントをいただいた方には心が凪の時に、返信させていただきます。本当にありがとうございます。
さて、大波の前に、小波です。
やっぱりめまぐるしく変わる天気に左右されてしまいます。
症状としては、
体が重い。
めまい。
頭痛。
息苦しさ。
のどのつまり。
動悸。
文字が読めない。
しゃべれない。(あのね、あのね、んとね、んとね、ばかり。)
ネガティブな思考。
いろいろはしょって、すぐに死へとひとっ飛びする思考。
毎日悪夢。
このようなところでしょうか。
お勤め中によく出ていた上記以外の症状、例えば、
過呼吸。
思考の停止。
動作の停止。
感情の乱高下。
感情を抑制できない。
などは、小波程度では発症しなくなりました。
思考の停止はしているかもしれません。
というか、毎日のジョギングなどは、思考を停止させる時間を作っていることになるかもしれません。
なるべく無心で走るようにしています。
そして、なるべく走ることに集中するようにしています。
雑念、特に、お勤めの頃のことを何かのはずみで思い出すと、それまで軽やかに走れていたのに急激に体が重くなります。
心と体の連携は本当に不思議なものです。
心と体は一つだけど、一つじゃない。
そんな感覚です。
どちらもバランスが崩れているからだと思います。
さて、先日、久しぶりの大波に飲み込まれました。
会社による、私の退職処理のミスが一部判明し、退職後の傷病手当金の給付対象外となってしまったのです。
在職中も給付を受けていたので詳しく調べなかった私にも過失はあるかもしれませんが、退職以前から専門部署に相談し、段取りしてもらう約束を交わしていました。
結論、何がトリガーになったかと言うと、担当者の不誠実な対応でした。
上司に相談する前に「修正は不可能なので対象外となる。AKUさんの場合は在職中から給付を受けていたので、退職後に給付を受けられても短期間になるので、3ヶ月待って失業手当を受給しても同じことだ」との返答でした。
もはや社風としか言いようがないのですが、皆、完璧を装うのです。
恐怖政治が敷かれていたからだと思います。
自分のミスを隠蔽するために上司に相談しない。
自分のミスを隠蔽するために苦し紛れの代替案を提案し、事なきを得ようとする。
またか、と思いました。
退職してまでも、死人に口無し、抵抗しないことをいいことに保身に利用されるのか、と思うと、また過去の感情に引きずりこまれてしまいました。
あと、どうしても許せないポイントがありました。
私は、会社からなんの保証もなく、去ることになりました。これは、そういう雇用条件のもと雇用契約を結び、勤務を続けてきたので、文句は言えません。
でも、私の体がこんなことになってしまったのは、私の労務管理すらできなかった会社の責任、だと今でも思っています。
退職日、ボスも私に詫びてくれました。
本当に申し訳なかった、と。
会社が認めた、と私は解釈しています。
でも、だからと言って何かを要求しようとは思いませんでした。
今でも、文字が読めない、まともに話せない、地下鉄に乗れない、電車に乗れない、混雑に身を置けない。
次へのステップまで困難が生じているこの状況でも、退職金もなし、残業代の精算もなし、見舞金ももちろん無し。
退職後の保証は何もありませんでした。
だけど、会社のその部署が勧めてくれた傷病手当金を、私は完治までの保証として、心の支えにしていました。
一日でも早く、社会復帰したい。
だから毎日、苦しくても走っています。
一つでもいいから、人間としてまともに戻りたい。
国のお世話になるのは心苦しいけど、会社が私に用意してくれた、たったひとうの退職後の保証だと思っていました。
その、心の支えを、保身のために「無理」の一言で片付けられ、その上、どうせ受給可能な期間が短いんだから失業手当云々、とごまかしの言葉で片付けられ。
また利用された。
くだらない保身に利用された。
会社に利用された。
私だって人間なんだ。
人間の感情を持っているんだ。
心の支えを、保身のためにないがしろにされた。
なんの保証もしてくれなかったくせに。
ボロボロになったら丸裸にして投げ出すのか。
こんな感情が次から次へと湧いてきて、声を出して泣きました。
そして、退職後からずっと閉じ込めていた、過去のいろいろな負の思い出が、私の体を覆い尽くしました。
数時間涙が止まらず、とうとう、久しぶりの過呼吸に。
結果としては、他部署の同僚(就業中の傷病手当金について色々教えてくれた人)に相談したところ、すぐにボスに相談してくれたようで、会社としてはすぐになんとかしてやりたいが、法律にひっかかるかどうか社労士に確認相談するとの回答でした。
それを聞いてやっと私の心も小波になりました。
社員に誠実=完璧を求めるがあまり、恐怖政治を敷いた結果が、不誠実な社員を増殖させてしまっているのだと思います。
両親にもこの件は伝えました。
体を壊してから退職するまでも、迷惑をかけっぱなしでした。
何度か、夜中の2時や3時に、会社から「もう死にたい」と電話し、すぐに迎えに来てくれたこともあります。
これで埒があかないのであれば、AKUが何と言おうとも労働基準局に訴える、とまで怒り心頭でした。
どうなることやら。
まだ完璧には、怨念や後悔は断ち切れていないようです。
記憶ってとっても厄介なものだと感じます。
でもいつまでも恨んだり怒りに支配されたままでは、自分の人生も狂ってしまう。
恨みや怒りを乗り越えなければならない。
どんなことがあっても、動じない心を手に入れたいものです。
後遺症
無事退職してからちょうど1週間が経ちました。
退職翌日から始めた、朝のランニング。
毎日4〜5キロを40分くらいかけて走っています。
ランニングをはじめて3日目あたりは、
猛烈な筋肉痛でウォーキングやバイクに切り替えました。
秘書としてつとめていた最後の半年は、
ほぼ寝たきりのことが多かったので、
筋肉も衰えまくっちゃってるんでしょう。
走るのは辛いけど、でも、もうちょっと、もうちょっと、と思いながら走っていると、元気だった頃の負けん気というか、底力を思い出して、ちょっと安心します。
やっぱりあとは達成感かな。
歩くのよりちょっと早いくらいのスピードだけど、1日の目標を達成することが今は大切なんだと思います。
今日は退職後2度目の受診日でした。
朝一でカウンセリングを受けましたが、やっぱりカウンセリングは疲れる・・・。
そして今朝はなんだか調子が悪かった。
言葉も出てこないし表情もきっと変だったと思います。
昼は母と合流し、公園を小1時間ほど散歩。
母はものすごいエネルギーの持ち主なので、元気な時に一緒にいると元気になれますが、弱っている時に一緒にいると、元気を吸い取られます(笑)
今日は見事に吸い取られた。
ランチ後、完全に目がうつろになった私。
母に「疲れたんでしょ、帰って寝なさい」と言われ、文字通り、すぐに帰って寝ました。
雷の轟音とともに目覚めると、もう19時近く。
外は雨。
退職後ずっと良いお天気が続いていたのですが、今日の体調不良は天気が原因だったに違いない。
鬱やパニ、自律神経系を患っている人はわかると思うのですが、体調がものすごく天気に左右されやすい。
気圧の変化に体調の変化が見事に比例するんですね。
今日も寝る前まではお天気だったのに、目が覚めたら雷。
まるで鬼太郎の妖怪アンテナ。
AKUのお天気アンテナは今日もビンビン。
これから梅雨の季節なのでちょっと不安です。
明日は走れるといいな。
明日、秘書を辞めます
ついに明日になりました。
目標の10年には届きませんでしたが、
明日、退職します。
社長秘書。
この仕事を愛していました。
でもこの仕事を恨んでもいます。
私の天職だと思いました。
私にとって毒でしかないとも思います。
結局、「うまくできなかった」ということなんだろうなと思います。
入社からあっという間でした。
長期休暇もなく、休みもあったりなかったり、朝から朝まで働きました。
いやでも愛社精神で満ちています。
社長とは世界中の誰よりも時間を共にしました。
今も、私にとって、
辞める=逃げる、負ける、投げ出す
こうです。
カウンセリングの先生は、この思考をなんとか正常に戻そうとしてくださいます。
退職の日が迫ってくるにつれて、負の感情が刃となって私の心に突き刺さります。
そしてさびしい。
せっかくここまできたのに。
投げ出してしまうだなんて。
役職をいただき、社長を始め、いろいろな人に頼りにされるようになって、やりがいの塊の日々でした。
だけど、完璧とスピードと知識と怒号や理不尽に耐える力を求められる日々に負けました。
200時間残業の日々もなぜ本気でSOSを出せなかったんだろう。
社長や幹部のモラハラにどうして立ち向かえなかったんだろう。
強迫観念で仕事をしている日々にどうしてもっと早く疑問を持たなかったんだろう。
どうして社長に疑問や現状をわかってもらえるまで訴えなかったんだろう。
もっともっと続けたかった。
退職を迎えるにあたって、後悔ばかりが胸に突き刺さります。
辞めたくなかった。
願いがひとつ叶うなら、仕事を続けられる体を返して欲しい。
私の体を返して。
目的意識と「意地」
「お父さん達なんて昔は寝ないで仕事をしたもんだ」
「私たちがペーペーの頃は寝ないで仕事したよ、だって独立資金貯めなきゃなんないからね」
成功者たちからよく聞いた、この「寝ないで仕事をする」。
私ががむしゃらに仕事に邁進してきたのは、この成功者たちの経験談をまともに受け取っていたことにも起因する。
今日、父に病院の送迎をお願いした。(ごめんよ、父)
その時に聞いてみたんです。
「ねーお父さん、よくさ寝ないで仕事したって言ってたけど、私は寝ないで仕事したらこんな体になっちゃったけど、お父さんは病気にならなかったの?」
「男女差もあるだろうけど、昼寝もしてたからな」
昼寝してたんかい!!!
調子の良い父。
私が子供の頃の我が家は、自宅兼会社でした。
そういえば、よく父が昼寝していたのを思い出しました。
父が昼寝に帰ってくるの、楽しみだったなあ。
いや、今はそんなことはどうだっていい。
「寝ないで仕事してた」=「成功者」を盲信していた私は、ちょっとショックでしたよ。昼寝してたって、それ睡眠時間に含めろよって話で。
でも父が言っていたのは「お前らみたいな現代っ子はやっぱり体が弱いよな」
ってことでした。
それはあるかもしれない。
父が子供の頃は戦後間もない、極貧時代。
野生のウサギをとり、野生のウナギをとり、ザリガニだってカエルだって食べてたそんな時代ですから。体にみなぎる精神力が違いますよね。
そう、体にみなぎる精神力。
それが免疫力などにも繋がるんだと思うんです。
年代は違うけど、ただいま40代の成功者のお姉さまたちも、昼は本業、夜は副業の水商売でなんとか独立資金を貯めてたっていうんだから。
現代っ子もそういう子はいるのかもしれない。
200時間残業を続けてきた私と、その人たちとで何が違うのかといったら、やっぱり、体にみなぎる精神力の圧倒的な差だと思うんです。
目的意識の強さ。
私にもそれなりに目的や目標があったけど、でもやっぱり独立やトップを目指す人と、何かが起こると目的も目標も見失い、目先のその何かをなんとか乗り切る術を血眼になって探すことにパワーを注入してしまう私とでは、パワーの使い所が違ったってことなんだなとつくづく思います。
私のこの会社での努力だと思っていたものは、くだらない「意地」でしかなかったんだ。
くだらない「意地」のために自ら体を壊し、自爆した。
バカもここまでくると、本当に生きる意味を見失います。
くだらない「意地」のために。
なにやってきたんだろう。
くだらない「意地」のために。